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フリーランス翻訳者の読書メモ

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「レビー小体型認知症」セミナーに行ってきました 



昨日、横浜市福祉サービス協会主催の、レビー小体型認知症に関するセミナーに行ってきました。

セミナーは2部構成。第1部は、レビー小体型認知症の発見者である小阪憲司氏によるプレゼン。そして第2部は、レビー小体型認知症患者の母を持つ男性によるプレゼンでした。

第1部は、レビー小体型認知症の概要、歴史、症状、示唆的特徴、早期診断の重要性、治療、介護のポイント(幻視への対応など)について

なんとなく認知症=アルツハイマー病みたいな感じで受け止められているような気がしますが、アルツハイマー病を原因とする認知症は、認知症診断数全体の約50%。次に多いのがこのレビー小体型認知症で約20%なのだそうです。比較的新しく発見された認知症であって、パーキンソン病のような症状(手足の震え、歩行障害、筋固縮)が認められることも手伝って(もともとレビー小体は、1912年にドイツの神経学者フレデリック・レビーにより、パーキンソン病患者の脳幹内で発見されたものです)、残念ながら診断が難しく、誤診も多いこと。小阪氏によれば、介護職についている方はよく勉強しているものの、残念ながら肝心の専門医があまりこの認知症の事を知らず、誤診の要因になっている場合もあるのだそうです。

アルツハイマー病とは色んな面で明らかに異なるレビー小体型認知症ですが、示唆的特徴が実際の発症から数年さかのぼって認められることがあるとか。顕著な例としては、REM睡眠行動障害。夢の内容がそのまま寝言(しかも大きな声だったり叫んだり)や体の動きに現れてしまう状態です。ちょっと覚えておくといいかもしれませんね。

この日のセミナーは「研修」と名前がついている通り、参加者のほとんどは介護のプロの方々のようでした。それだけに質疑応答の時間では、質問者の実体験と疑問が語られ、それに対する小阪氏の回答も含めてとても勉強になりました。

さて、第2部は、レビー小体型認知症患者の母親を持つ男性による体験談

発症前から発症時、そして発症後の介護の工夫などなど、多くの写真を拝見しながらお話を聞きました。ちょっぴりユーモアも交えたプレゼンでしたが、そのユーモアの背景には多大な苦労と努力があるのだろうなとお話を聞きながら感じました。ご家族のお話を大勢の前でするのはとても勇気のいることだと思いますし、お仕事をしながらの介護も私の想像力では追いつかないほど大変なのだろうと思います。そんななか貴重なお話を聞かせていただいて、たくさんのことに気付くことができました。感謝感謝です。

この日は、小阪氏のお話を聞けるという、またとない機会。600人収容できるホールはほぼ満席。そして、無料だなんて申し訳ないほどの充実した内容でした。

これから、配布してもらった資料をもう一度丁寧に読みたいと思います(^^)。
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カテゴリ: 【3】 認知症 

テーマ: 認知症いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2014/09/18 Thu. 17:40    TB: --    CM: --

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