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フリーランス翻訳者の読書メモ

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『The happy secret to better work (幸福と成功の意外な関係)』 



ショーン・エイカー氏によるTEDプレゼンテーション『The happy secret to better work (幸福と成功の意外な関係)』を観ました。

近年注目を集めている「ポジティブ心理学」が、わかりやすく解説されているプレゼンテーションです。ちょい早口だけど笑いどころもたくさんで、とても楽しい12分間です。

Wikipediaによれば、「ポジティブ心理学」は精神疾患の治療とは離れた立ち位置にあって、「通常の人生をより充実したものにするための研究」です。今回のプレゼンテーションの言葉を借りて説明するなら、「ずば抜けた能力を持つ人がいたら、その人(データ)を測定誤差や異常値として処理してしまうのではなく、積極的にその人を研究すること」となるかなと思います。ずば抜けた創造力、ユーモア、困難に立ち向かう力、知的能力、運動能力等の理由を解明することで、個人、そしてひいては、世界中の学校や会社をレベルアップすることができる、というのがエイカー氏の考えです。

それでは、人生をより充実したものにするためには、何が必要なのでしょう?

このプレゼンによれば、それは、「幸せ思考」とでもいいましょうか、「今を幸せに感じられること」であり、「今を幸せに感じられるよう、脳を鍛えること」なのだそうです。

これまでの人生で、「頑張って成功を収めれば幸せになれる」って教わったり自分で思ったりしたことがあると思います(私もあります)。でも、一度目標を達成するとまた次の目標っていうのが生まれるワケで、そうするとその先にある幸せにはいくら経ってもたどり着けないということになってしまいますよね。エイカー氏によれば、成功と幸せの本当の関係というのは実はその逆で、「幸せだと頑張れて、その結果成功を収めることができる」んだそうです。脳っていうのは幸せ(ポジティブ)な状態にあるとドパミンっていう脳内物質を分泌するんですが、これによって幸福感が増強されるだけでなく、脳の学習能力がぐーんと上がるんですって。そういった理由からも、このプレゼンテーションでは、「幸運と成功の法則を反転させる必要がある (we need to reverse the formula for happiness and success)」というフレーズを繰り返し耳にします。

プレゼンテーションの最後には、脳を幸せな状態に持っていくためにできることが、その理由とともに簡単に紹介されています。例えば、感謝することだったり、瞑想することだったり、運動することだったり。もっと紹介されていますが、いずれも21日間続けることが大事なのだそうです。そういえばどこかで読んだ(見た?聞いた?)ことがあるのですが、人っていうのは何かを21日間続けると、それが習慣になるのだそうですね。

ポジティブ心理学という名前は聞いたことがあったけど、それがどういう物かはこのプレゼンテーションを視聴するまで全く知りませんでした。プレゼンテーションがとても面白ったので、ついつい同氏の著書をAmazonで探して、Kindle版リクエストしちゃいました! まだKindle買ってないのに...(笑)。

人の幸福感は、10%が環境そのものに、90%が脳による環境の受け止め方によるのだそうです。幸せは自分の内側から、と言うことなのでしょうね。勉強になりました。
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カテゴリ: 【4】 心理学 

テーマ: 心理学いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2012/12/09 Sun. 18:52    TB: --    CM: --

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