【自分メモ】

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『嫌われる勇気』 

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岸見 一郎 & 古賀 史健 著の『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読みました。

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」ということが実感としてわかる本でした。


嫌われる勇気っていうのは、すごくキャッチーなフレーズではありますが、「人に嫌われようがなにしようが、好き勝手にふるまえば良い」という意味ではありません(そもそも人には、「誰からも嫌われたくない欲求」みたいなのが備わっているので、好き勝手にというのはなかなか難しいですよね)。

この本の中でアドラーの教えを説く哲人の言葉を借りれば、「嫌われる勇気」というのは、「嫌われることを怖れない」ということです。言い換えれば、「・・・他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払って自分の生き方を貫く」ことです。

たとえば、承認されるために、誰かから好かれるために、誰かの期待を満たすために頑張り続ける人生・・・。
たとえば、自分の周りに10人いたら、その10人全員に忠誠を誓うような人生・・・。

もう一度哲人の言葉を借りれば、それは、「人に好かれたいばかりに、自分にも他者にも嘘をつき続ける人生」。そして、ここでよーく考えてみると、何をしたって自分を嫌う人はいるんですよね。何もしなくても自分を好いてくれる人がいるように。

それを踏まえて考えたいのが「課題の分離」であって、冒頭で挙げた「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」です。

馬を水辺に連れていっても、馬が水を呑むかどうかは、馬しだい。自分が誰かに好かれようとして何かをしても、その誰かがあなたを結果として好きになるかどうかは、その誰かしだい。自分は自分にとって最善の道を選んだとして、それを他人がどう判断するかは、その人しだい。つまり、そういうことなのですよね。

私は以前から漠然と、自分のことをある理由で好いてくれる人が5人いれば、自分のことを同じ理由で嫌う人も5人はいるはず、というようなことを考えていました。たとえば、おしゃべり好きな私を好いてくれる人がいれば、おしゃべりが過ぎると私を嫌う人もいるでしょう。食いしん坊な私を好いてくれる人がいれば、食べ物のことになると目が輝く私を嫌う人もいるでしょう。アレコレ三日坊主な私に親近感を感じてくれる人もいれば、アレコレ長続きしない私を嫌う人もいることでしょう。そんな感じ。それは、「諦め」というよりも私にとってはただ単純に「私の人生の真実」だったのですが、アドラーによれば、おそらくそんなに間違った考え方でもなさそうですね(^ ^)。

この本には他にも、原因論と目的論の違いをベースにしたトラウマの否定とか(個人的にはちょっと理解に苦しみましたが、分かってくると興味深いです)、「いま」と「ここ」を真剣に生きることの大切さとか、アドラーの考える「幸福の実現方法」がたくさん書いてありました。これまで自分の中で常識と思っていた考え方が何度か覆されたりして抵抗を感じた部分も正直ありましたが、最初から最後までどんな言葉が自分を待っているのか楽しみにしながら読み進めることができました。

とはいっても、上に書いた通り、まだちょっときっちり理解できていない部分もあるのが正直なところ。アドラー心理学の本をどこかでもう2、3冊調達してみようかなと考え始めています。

友達から勧めてもらった本でしたが、いろんなことを考える機会を与えてくれました。
これは出会えてよかった1冊でした♪
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カテゴリ: 【1】 人間関係 

テーマ: 心理学いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2014/07/03 Thu. 14:21    TB: --    CM: --

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