【自分メモ】

フリーランス翻訳者の読書メモ

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『「自閉症の子どもには安楽死か臓器提供しかない」 ある家族に送りつけられたあまりに残酷な「ヘイトレター」』 


ハフィントンポスト 2013年8月22日付の記事『「自閉症の子どもには安楽死か臓器提供しかない」 ある家族に送りつけられたあまりに残酷な「ヘイトレター」』を読みました。
重度の自閉症を持つ少年の家に、近隣住民から攻撃的かつ差別的な手紙が送られてきた、という記事です。カナダでの出来事です。

"少年の出す騒音が、我が家の「普通」の子供たちを怖がらせている。家の外で遊ばせないで、公園で遊んでよ。トレーラーハウスで森の中で暮らせば? 障害の影響を受けていない臓器を科学の発展のために提供したら? 引っ越しするか少年を安楽死させるかして!"

...そんな心無い言葉が連ねられた手紙でした。

手紙の最初の段落を読み終えたあたりで、あまりにも悲しくて、読み進めることができなくなってしまいました(その後しばらくしてから何とか読み終えました)。

自閉症の患者さんが100人いたら、症状だって程度だって100通り。「重度」となれば、行動やコミュニケーションの問題が著しく表面化することだってあるでしょう。でもだからといって、まるで少年の存在を否定せんばかりに差別や偏見の言葉を投げかけるなんて。もちろん、少年が他人に暴言を浴びせたり暴力を振るうのであれば、それなりの対応と治療は必要だと思うし、近隣住民も気になることがあれば家族に知らせるのはアリだと思うんです。でも、記事を読む限り、少年は大きい声を発するという程度にとどまっている様子。であれば、あそこまで攻撃的な手紙を書いてよこさなくても...。

結局、身の危険を感じた手紙の受け取り主は、警察に通報。警察は調査を開始し、法的措置をとることも考慮に入れているのだとか。そして一家の安全が確保できるまでは、地域ぐるみで一家を保護する対策を考える、というところで記事は締めくくられています。

記事が掲載されてから半年以上経っていますが、現在の状況はどうなっているのでしょう。手紙の送り主が特定されて、一家が少しでも安心できているといいなと思います。そして、少年の家族が受けた心の傷が、少しでも癒えていますように。
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カテゴリ: 【4】 心理学 

テーマ: 心理学いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2014/04/05 Sat. 19:11    TB: --    CM: --

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