【自分メモ】

フリーランス翻訳者の読書メモ

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『Phantoms in the Brain: Probing the Mysteries of the Human Mind 』 



V. S. Ramachandran著の『Phantoms in the Brain: Probing the Mysteries of the Human Mind』を読みました(日本語版:『脳のなかの幽霊』)。



私がV. S. Ramachandranを知ったきっかけは、TEDでした。その動画は『3 clues to understanding your brain』というもので、カプグラ妄想、幻肢、共感覚といった脳障害の症例から脳の機能を非常にテンポ良く、時にユーモアを交えながら紹介しているプレゼンです。

インド生まれでインド育ちのV. S. Ramachandranが話す英語は非常にアクセントが強いのですが、動画には日本語字幕が用意されているのでぜひぜひ一度観てみてくださいね(TEDにしてはちょっぴり長めの23分)。これまでTEDで観た心理学系の動画の中で私はこれがダントツに好きで、今でもふと思い出しては観ています(かれこれ何回見ただろう)。


さて、本題の『Phantoms in the Brain』なのですが、この動画を初めて観た直後にAmazonで探して買い求めました。この人が書いた本を読んでみたい! って思ったんです。TEDを観てそんな気持ちになったの初めて!(笑)

本には、このプレゼンで紹介された症例のほか、まだまだたくさんの奇妙な(と書いたら語弊があるかもだけど)症例が紹介されていました。脳に障害が起こるとそれにかかわる身体機能に支障が出たりするわけなんですが、この本では、プレゼンでもたびたび触れられていた「視覚情報の入力」、「入力された情報の脳内処理」、「脳内処理における複数部位の連携」(または処理や連携ができない状態)にかかわるエピソードが次々に紹介されています。

この本の素晴らしいところは、心理学に詳しくない一般読者でも理解できるように書かれていることです。そしてプレゼント同様、「くすっ」と来る瞬間がたびたびあって、著者の人柄がにじみ出ています。私は本を読んでますますファンになってしまった~!

日本語版も数年前に出たようなので(もともと1999年の本なので、もしかしたら訳書が出るきっかけになったのもTED? ・・・だったら面白いな^^)、心理学に興味のある方、脳の機能に興味あるかた、ぜひぜひ読んでみてくださいね。Kindle版もそのうち出るといいな。
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カテゴリ: 【4】 心理学 

テーマ: 心理学いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2014/03/25 Tue. 23:20    TB: --    CM: --

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