【自分メモ】

フリーランス翻訳者の読書メモ

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『前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘』 

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ブライアン・L. ワイス著の『前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘』を読みました。

スピリチャル系に造詣が深い翻訳者仲間さんからおススメしてもらったこの一冊、「どんなことが書いてあるんだろう?」と興味津々読んでみました。

精神科医である著者がキャサリンという患者に退行催眠療法を施し、現在抱えている悩みや恐れの原因をつきとめようとすると、キャサリンは著者の予想をはるかに超えた「前世」の自分に戻ってその「原因」を再度体験してみせます。この事実に強い衝撃を受けたワイス博士は、その後も同様の退行催眠療法を施行。これまでに何十回となく色んな国や時代で人生を体験したというキャサリン(というかキャサリンの魂)は、ワイス博士のガイドで様々な前世に戻り、人生を再度体験することで、現世にもかかわりのある人を見つけたり、悩みや恐れの原因を紐解いたりしていきます。

そして、繰り返し行われた退行催眠の中で、時々キャサリンの体を通じて「マスター」と呼ばれる存在からのメッセージも届くように。それは、霊界について、人の魂について、人生の目的についてのメッセージで、もちろん読者の私にとっては初耳だし、著者にとっても驚くような情報ばかり(キャサリンはマスター出現時の事象を全く覚えていない、というのも興味深い感じです)。本には、著者が聞き取った言葉がそのまま記されていました。一度さらっと読んだ時点では頭の上にたくさん「???」が並ぶだけでしたが、2回目には「なるほど」という気持ちになりました。これから3回目。すとんと腑に落ちる瞬間がくるのかな。

全体を通じて、精神科医という立場から、目の前で行われていることに最初から最後まで懐疑的な姿勢を崩さなかった著者(非常に好感が持てました)。キャサリンを通じて霊的な経験を重ね、その上で、これまで読んだいわゆる「科学では説明できない話」を信じざるをえなくなったとしています。誰にとっても、自分が見たり触ったり経験することは信じられるし、そうでないものは受け入れるのが難しいわけで、この本の内容を信じるか信じないかはそもそも自由だし、読者の生まれ育った文化や知識背景に大きく影響されるのかもしれませんね。

私自身はどうだったかというと、この世の中に科学で説明されるものがあるなら、科学で説明できないものがあって当然、という気持ちです。規則が存在するということは例外が存在するわけで、例外が存在するから規則の存在が確立されるわけですよね。書道は墨で書かれた部分が文字を構成するけれど、それには余白部分の存在が不可欠ですよね。だいたい同じこと(?)な気がしています。ちょっと乱暴すぎかな・・・。

この本を読んでみて、「人生を続けていくことに対する安心感」みたいなのが生まれたのは間違いないような気がします。そして、もし私のこの人生が私の魂にとって「第一回目」でないのなら、きっとビックリするような昔から良し悪しに関係なくご縁のある方々もいるのだろうなとぼんやりと考えるようになりました。

最初読んだ時はキャサリンの前世エピソードにびっくりしてそっちばっかりに気が取られていましたが、2回目にはマスターの言葉や著者の考察に注意が行くようになりました。この年末年始はもう一度、マスターの言葉を拾って読んでみようかな。
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カテゴリ: 【6】 読書あれこれ

テーマ: 心理学いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2013/12/23 Mon. 12:22    TB: --    CM: --

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