【自分メモ】

フリーランス翻訳者の読書メモ

08« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

速読講座に通ったョ 



ものすごーく単純な理由で、速読講座に通ってみました。
翻訳の仕事には、「参考資料」というのがつきものです。

それは、クライアントさんが翻訳者に対して、「まずこれを読んで理解してから、今回の原稿を翻訳してほしい」という思いで提供してくださる資料だったりもしますし、翻訳会社さんが「過去の類似案件を参考にして、今回の原稿を翻訳してほしい」という思いで支給してくださるデータだったりもします。これらの資料は用語集だったり、どこかのサイトだったり、雑誌記事のコピーだったり、クライアントさんの内部資料だったりと、様々です。

こういった資料が全く支給されない案件ももちろんありますが、私の場合に限っていえば、支給されることが非常に多いです。そして、分量もこれまた多い。

例えば、訳出後の仕上がりページ数が2ページ程度の原稿があるとします。案件のボリュームとしてはミニミニサイズです。ところがですね、これにくっついてくる資料が、大げさな例で言うと、ワード文書50ページ分だったり、80ページ分だったりすることがあるんです。もちろん、読めない量ではありません。読めない量じゃあないのだけど、ここで問題になるのが納期でして、本当に極端に言ってしまえば、翻訳会社さんは翻訳者に、2ページ程度翻訳するのに十分な時間はくれますが、参考資料を読む時間はくれないのです。

となると私たちは、与えられた時間の中で、参考資料を読んで、それを参考にしながら訳出作業をし、最後に見直しをしなければならない、ということになります。原稿に誤りや分かりづらい箇所があった場合には、それらを報告するための文書作りも、その限られた時間の中で行わなければなりません。

そんな状況の中で毎回、参考資料の全てをキッチリこれまで読めていたかというと、正直なところ、「ごめんなさい、全部はちょっと・・・」という感じでした。ささーっとある程度斜め読みして、頻出する単語だけ注意をしながら訳出するとか、訳出しながら「この部分、参考資料にヒントがあればいいな」と思ってその時初めて参考資料を開いてみるとか、もうそれで、精一杯。

でもですね。クライアントさん的にこれら資料は、日常業務で使っている見慣れたものなのですよね。とすると、翻訳者がちゃんと資料を活用していなければ、きっとそれは、クライアントさんには伝わってしまうと思うんです。そして、それはクライアントさんが望む結果では決して無いと思うんですよね。もしこれが原因でクライアントさん側で大幅に手直し・・・なんてことになっちゃったら、訳文の品質として、「ちょっとそれはどうなの??」と思ってしまうわけです。

じゃあ、どうすれば??

答えは簡単。
読めないのなら、読めるようになってしまえばいいんジャン♪

というわけで、「読める自分」になるべく、今年の1月から5ヶ月ほどかけて、速読講座に通ってみました。講座は2週間に1回。「宿題はないけれど、できたら毎日してみてくださいねー^^」などとインストラクターさんに言われたトレーニングもあったりして、年初から毎日、速読と向き合う毎日でした。それにプラスして、今年はなんだか昨年に比べてずいぶんとお仕事も忙しく(ありがたいことです!)、過去5ヶ月間はなんというか、「忙しい」を通り越しちゃって、うまく言葉にならない程(!?)充実した毎日でした。でも、今振り返ってみれば楽しく学んだ5ヶ月間で、講座もキッチリ皆勤☆

講座は終わっちゃったけれど、速く読めれば読めるにこしたことはないので、これからも自分なりにトレーニングは続けていけたらなと思っています。同じインストラクターさんによる、1回2時間程度のお試し体験講座みたいなのもわりと定期的に開催されているみたいなので、そちらにもたまに参加して、学んだことを忘れないように、復習できたらと思います。

今後は、この速読講座の受講経験を、少しでも訳文品質の向上につなげていけたらと思います。もっともっと、クライアントさんのお役に立てる訳文を出せるようになるために、クライアントさんに「あの人に発注してよかった」と思ってもらえるような翻訳者になるために、さらに頑張っていきたいと思いますョ(^^)。

  


せっかくなので、私のインストラクターが執筆した本もチラリとご紹介です。

私は真ん中のを読んだことがあるのですが、これ実は、実際の講座で聞くのとかなり同じ内容かもです。本を読んでから講座に参加すれば本に書いてあったことをより深く理解できるし、反対に、講座に参加してから読めば、講座でインストラクターが言っていたことがより深く理解できる、という感じの一冊です。ほかのも、機会があったら読んでみようかな?


   
関連記事

カテゴリ: 【5】 翻訳・語学 

テーマ: 翻訳いろいろ - ジャンル: 就職・お仕事

[edit]

Posted on 2010/06/03 Thu. 16:51    TB: --    CM: --

Greetings!

Categories

Recent entries

Archive

Now on Instagram

Twitter

My bookshelf

Recommended books for you

Search in this blog

Send mail