FC2ブログ

【自分メモ】

気持ちがちょっとラクになるのをお手伝いできるかもしれないブログ。

10« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

ある日、電車で。 


数年前のこと。

席の埋まった電車に高齢の女性が乗ってきて、吊革につかまるべく、私のちょい斜め前くらいで足を止めました。その瞬間、私を含めて隣り合った女性3人が、まるで示し合わせたように同時に立ち上がりました。あまりにも同時だったものだから、私たちは顔を見合わせてちょっと照れくさそうに笑い、全員がその高齢の女性に、目線で「どうぞ」と席を譲ろうとしていました。

するとその女性は私たち3人それぞれとしっかり目を合わせた後で、こう言いました。

「みなさん、どちらまで行かれるの?」

私たちが目で「どうぞ」と席を譲ったように、その女性は私たちに質問する形で「最初に降りる方の席に座らせていただきますね」と答えてくれたのでした。

結局、私は3人のうち降りるのが最後だったのでもう一度座りなおしましたが、その日からあの女性のことを忘れたことはなかったように思います。

自分が高齢になって、もしどなたかが席を譲ってくださることがあれば、私はあの女性のように、機転の利いた受け答えができる人になっていたい。いや、電車というシチュエーションに関わらず、状況を冷静に判断した上で最適な解を導き出せるような、スマートな人になりたい。そんなふうに年を重ねたい。

・・・そう思い、今日もまた、そう思い続けています。

関連記事

カテゴリ: 【7】 よもやま話

[edit]

Posted on 2018/10/25 Thu. 22:54    TB: --    CM: --

Greetings!

Categories

Recent entries

Archive

My bookshelf

Search in this blog

Send mail

Stuff You Might Like