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『知られざる皇室外交』 


西川 恵 著の『知られざる皇室外交』を読みました。

戦前から戦後、現代まで。昭和天皇の時代を経て今上天皇の代が、どのような世論や世界情勢の中で各国と親睦を深め、決して政治的ではないとされる存在でありながら、結果として政治的ともとれる成果をどのように残してきたのかを学べる一冊です。

一言で「皇室外交」といっても、本書から学べることは非常に多く、晩餐会のメニューといった好奇心くすぐられるものから、国賓を招いた際または国賓として招かれた際のスピーチ、両陛下と各国の王室とが世代を超えて築いてきた関係、割と最近の両陛下による慰霊の旅、そして靖国神社の合祀に関する問題まで盛りだくさんです。

ところで偶然にも、この本を読んでいる最中に、靖国神社の宮司が天皇を批判して退任する、というニュースが飛び込んできました。

宮司の主張は「天皇は他国に慰霊に出かけるのに靖国には訪れない」というようなものでした。本書によれば、皇室や王室が他の国に表現しうる最上級の敬意は「その国で戦没者を慰霊をする」ことなのだそうです。両陛下は他国でそれが可能なのですが、他国から靖国神社に慰霊に訪れることはできません。それは広く知られている通り、戦没者と戦争犯罪者が合祀されているからです。結果的に、日本からの敬意と日本への敬意は、(日本側の理由によって)不平等に保たれ続けています。

もし戦時中に靖国にまつられた戦没者が後になって「実は戦争犯罪者だった」と判明したとしたら、理解が得られるかどうかは別として「この合祀には事情が...」ということにもなったかもしれません(たぶんならないと思うけど)。ですが、合祀が決まったのは1970年代に入ってからのこと。極めて政治的な判断だったと推測せざるを得ません。そして、これを知りながら靖国を訪れようとする王室や国のトップはいないはずです。また、太平洋戦争は、昭和天皇の名のもとに行われた戦争でした。今上天皇個人に直接的な関与や責任はなかったとしても、やはり現在のような合祀が続く限り、天皇が靖国を訪れることはないのではないかと考えられます。

両陛下は他国へ慰霊に出かける。そのお返しとして国外から靖国に訪れる国賓はいない。さらに、両陛下も靖国には来ない。宮司には、ニュース記事にもあるように、「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていく」と感じられたのでしょう。

話がそれました。

世界に皇室制度や王室制度が存在すること自体については、人それぞれいろいろな意見があると思います。本書はそこに触れるものではなく、「これまで両陛下はこのようなお気持ちでこのような活動をしてきましたよ」というようなエピソードを紹介するものです。皇室について(どのようなものでも)一定の意見をお持ちの方なら、皇室に関する知識を一つ増やせる資料、つまり議論に使える資料として、読んでおいて損はない一冊かなと思いました。私個人としては皇室についてこれまで無知のまま来てしまい、「自分の国のことなのに知らないことばっかりだ~!」と感じながら読みました。



  

先日、横浜中華街にあるローズホテルの「重慶飯店」で友達とランチしてきました。

写真は、サービスランチの「鶏肉と栗の唐辛子炒め」。栗がごろごろ&鶏肉もごろごろ。栗の甘味と唐辛子の辛味の組み合わせがいい感じで、とてもおいしかった♡ サービスランチはこのほかに、スープと、ライスと、食後の珈琲がついてきます。

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ランチの予約はオンラインでOKなのがうれしい♪さらに、コースをあらかじめ予約することも、席だけを予約して当日メニューを決めることもできる柔軟対応。当日お店に行ってみたらガッチリ満席で、予約しておいてよかった~!

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カテゴリ: 【6】 読書あれこれ

テーマ: 読書いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2018/10/18 Thu. 00:35    TB: --    CM: --

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