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『認トレ 一生ボケない!38の方法』 

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広川 慶裕著の『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない!38の方法』を読みました。

普段の生活にちょっとした工夫を加えて、認知症予防。
Kindle読み放題対象です(嬉)。


前回の記事で紹介した同著者の『あなたの認知症は40歳からわかる!』 では、認知症の前段階である「軽度認知障害(mild cognitive impairment: MCI)」(そしてさらにそれ以前のプレMCI)の早期発見と適切な対応の重要性を学びました。

本書ではMCIやプレMCIを心配する読者に向けて、症状の悪化を予防し、正常な状態へと回復するためのさまざまな方法が、「認知症予防トレーニング」略して「認トレ」として紹介されています。

トレーニングといっても、ぱっと頭に思い浮かぶいわゆる「脳トレ」的なものはそのごく一部で(ちなみに本書には実際の計算問題や漢字書き取り問題等は掲載されていませんのでご注意)、ふだんの生活に取り入れられるちょっとした工夫にほとんどのページが割かれています。たとえば、車を見かけたら4ケタのナンバーを覚えておいて、車が視界から消えたらそのナンバーを思い出してみたり、数字を足してみたり(ナンバーが12-34なら1+2+3+4といった感じ)、数日前の食事内容を思い出してみたり、文章を音読してみたり、ウォーキングしてみたり。ちなみに家事、特に料理はいろんなことを同時に進行させる必要があるので脳もフル回転。とてもよい認知症予防トレーニングだそうです。もう一つ家事のくくりで言えば、スーパーに歩いてお買い物に行く、というのはウォーキングと同じ有酸素運動で、こちらもおすすめです。

本書で紹介される「トレーニング」は「認知症予防のためにできること」と同義なので、普段の食事で気を付けたいことやおすすめのサプリ情報(具体的な商品名は書かれていませんので注意)なんかも紹介されています。一言で表現すれば「健康な食生活を送ろうね」という章です。こちらもあまり難しいことは書かれておらず、できることからちょっとずつやってみようと思わせてくれるレベルです。「これなら簡単そう」と思えると、ちょっとしたきっかけで試してみることができていいですよね。スーパーに行って「あ、お肉もいいけど、もう少しお魚多めが良さそうかな~?」とか「パンよりお米の方が良さそうかな~?」みたいな感じで。

ざっくりとまとめると、「トレーニング」と言っても、日常生活の中でちょっといつもより意識して考えたり体を動かしたり、という感じでよさそうです。ちなみに、計算や漢字書き取りのようないわゆる「脳トレ」については、著者はこれまで多くのMCI/プレMCI期間にある患者を支えてきた経験から「効果的」としていますが、その一方で、「計算をたくさんしても認知機能が改善することはなくてただ単純に計算がうまくなるだけ」という見解もあるようです(例: クロワッサン特別編集 『認知症を生きる』)。同じ認知症専門医でも見解はさまざまなのですね。興味深いな~。

ところで脳トレについては「認知症ねっと」の認トレシリーズにも説明がありますので、ご興味あればぜひ♪

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カテゴリ: 【3】 認知症 

テーマ: 認知症いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2018/01/15 Mon. 14:27    TB: --    CM: --

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