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『この英語、どう違う?』 

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ルーク・タニクリフ著の『この英語、どう違う?』を読みました。

翻訳者さんにも英語学習者さんにもお役立ちの一冊。Kindle読み放題対象です(嬉)。


学校の英語の授業では「この単語の意味はこれ」というように、1つの単語に1つの日本語が関連付けられていることが多いのではないでしょうか。そしてそのせいなのかもしれないのですが、翻訳のお仕事で日本語を英語にすると、クライアントさんから「この日本語のことばが複数種の異なる英単語に訳されているようですが、なぜですか?」というような質問を受けることがあります。

日本語のことばが複数種の異なる英単語に訳される時というのは、
(A) 1つの日本語表現に対応する英語表現がいくつかあって、それらが同じ意味を持つ場合
(B) 1つの日本語表現にいくつかの意味があるため、文脈に応じて異なる英語表現の使用が必要な場合
・・・とがあるように思います。

本書に挙げられていた例をお借りすると、(A) は例えば、「今何時?」という日本語に対して「What time is it?」や「Do you have the time?」という英語表現があり、どちらを使っても同じ意味である場合。一方(B)は例えば、「いつか」という未来を表す表現に、「sometime」や「someday」を充てることができるけれど、「somedayのほうがsometimeより遠い未来」というニュアンスの違いがある場合。1つの日本語表現が異なる理由で複数の英語表現に訳出される、というのはとても興味深いことですね。

本書は (B)の例がメイン構成要素となっていて、動詞編、形容詞編、名詞編、前置詞編というように細分化されています(親切!)。さらに、これらの例に加えて、「ぱっと見似てる」単語のニュアンスの違いや(「affectとeffect」とか、「every dayとeveryday」とか)、日本人が間違いやすい表現も紹介されています。終盤ではアメリカ語とイギリス語の違いも学ぶことができます。

本書内で紹介される63項目は、それぞれ例文も解説も非常に明快でイメージもしやすく、これまで「なんとなく」分かっていたことが「スッキリ」と分かるようになるのではないかと思います。お仕事の参考になりそうなのはもちろん、英語を学習されているみなさんにおススメしたい1冊です。

最後になりますが、著者は「英語with Luke」 というサイトも運営されていて、こちらもとても勉強になりますので、ぜひ!


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カテゴリ: 【5】 翻訳・語学 

テーマ: 翻訳いろいろ - ジャンル: 就職・お仕事

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Posted on 2018/01/02 Tue. 00:00    TB: --    CM: --

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