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『女子の人間関係』 


水島 広子 著の『女子の人間関係』を読みました。
「女ってこわーい!」の本質と、「こわーい」目にあった時の対処方法を学べる一冊です。

「女ってこわーい」とか「女ってめんどくさーい」とかって、ドラマや小説だけでなく、日常生活でも感じることってありますよね。

なんか知らないけどやたらめったら張り合ってきたり、自分より恵まれた人に対して嫉妬心をむき出しにしたり、群れて自分たちとは異質な人を排除してみたり、陰口をきいたり、周りの人をとにかく敵味方に分けたがったり、恋人ができた瞬間友達を捨てたり・・・。どうでしょうか。「あるある!そういう人にいやな思いをさせられたことある!!」と思っちゃった方、いらっしゃるのではないでしょうか(もちろん私もあります・・・)。

女性のこういう「イヤ」な部分ってどこから生まれてくるのでしょう。本書によればその主な原因は、「そもそもこの世の中、女性が男性に "選ばれる性" である」こと、そして「女性であるがゆえに強いられるガマンが存在すること」にあるのだそうです。なにが言いたいのかというと、誰かが選ばれる(昇進するとか、「かわいい」と言われるとか)と、その他の人は選ばれないわけですよね。そうすると選ばれなかった人の心が傷つき、その傷ついた心が選ばれた人に対して牙をむくという顛末になるそうです(ひー、怖い)。ガマンについても似たような感じで、例えば育児で自由を奪われると、今度は周囲の自由を謳歌している人たちを攻撃してしまう、という状況になったりすることがあるそうです。いずれにしても、癒されない心の傷が、「女ってこわーい」を形作っていると言えそうです。

それでは、周りの女性の「こわーい」部分の標的になってしまったらどうすれば良いのでしょうか。

この本では、例えば、自分のライフスタイルを非難された場合、陰口を聞かされてしまった場合、意見や価値観を押し付けられた場合などなど、日常生活で考えられるさまざまなパターンについて「悩み(こんなことを言われて困ってます)⇒分析(言ってくる人についての分析)⇒対処ステップ1(その人の感情に巻き込まれないようにするためには)⇒対処ステップ2(自分を守るためには)⇒対処ステップ3(その人の傷ついた心を癒すには)」という構成で解説していきます。

私は大変なめんどうくさがり屋なので「もうそういうの全部スルーでいいじゃん!」と思ってしまうのですが、そしてそれも多くの場合対処法の一つではあるのですが、例えば職場だったり、ママ友だったり、母娘関係だったりと、スルーしたり十分な距離を置くといったことが難しいこともありますよね。そういった時に、どう考えてどう行動すると良いかということにも触れられています。

いずれにしても超ザックリまとめると、相手の言動の裏にある感情に巻き込まれず、さらっと受け流すこと。そして、間違っても同じ土俵に立ってしまわないことが重要です。ただ、相手の言動は傷ついた心に由来しているため、否定や拒絶は逆効果になる可能性が非常に高そうです。相手の「言動」に感情的に反応することなく、相手を尊重する態度と言葉を返してあげましょう、とのことでした。

この本の表紙イラストを書店で初めて見た時から、どんな内容だろうとずっと興味を持っていました。いざ読んでみたら、(私にとっては)けっこうエグくて、すぐにおなかいっぱいになってしまうような内容でした(笑)。それでも、「あっ、あの時ああいうこと言われたのは、もしかして・・・」とアレコレ思い当たるフシもあったりして、面白かったです。

「女ってこわーい」に巻き込まれないのがもちろん一番ですが、もし巻き込まれてしまいそうになった時には役立ってくれる一冊かなと思います。

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カテゴリ: 【1】 人間関係 

テーマ: モノの見方、考え方。 - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2016/12/14 Wed. 19:20    TB: --    CM: --

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