【自分メモ】

フリーランス翻訳者の読書メモ

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『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』 



ちきりん 著の『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』を読みました。


未来の事なんて誰にも分からないし、分かると思うことすら疑問。私はそんな風に考えています。

「将来のライフプランを~」とか「老後に必要な貯蓄額は~」みたいなお話で日々いろんな商品のおすすめをいただきますよね。でも、その「将来」や「老後」ってその時点で予想しうる「将来」と「老後」っていうだけで、予期せぬ何かが起こって予想の前提が崩れてしまえば、せっかく描いた「将来」と「老後」の予想図は一瞬にして無意味なものになってしまいます。考えてみればとても簡単であたり前なお話ですよね。これから自分が世界のどこで暮らすのかも分からないし、将来のための商品を売っているその会社自体が倒産する可能性だってあるし、そもそもその将来を見るまで生き延びるかどうかも分からないのですから。

それでも私たちは、将来という夢を見るし、健康に長生きするという前提で豊かな老後にむけて準備したいと思うし、事故らないと信じて車を買うし、明日が来ると信じて眠りにつくわけです。

では、今予想しうる「未来の社会」の中で、私たちはいつまで、そして、どのように働いていきましょうか? というのがこの本のテーマです。

今日本で変わりつつある労働条件の一つに定年制度がありますね。定年制度自体が撤廃されるかどうかは分かりませんが、定年が延び続けているのは事実です。昔は55歳。そして60歳に。その後「希望者は65歳」となって、現在では65歳定年がじわりじわりと増加しています(でも60歳が今のところ大多数)。年金受給年齢が引き上げられるたびに、そこまで頑張って働く私たち。ではもしこのまま、定年と年金受給年齢が70歳まで引き上げられる未来がきたとしたら?

会社も仕事も大好きで「やめたくなさすぎる!」みたいな方にはグッドニュースですね。

でも、そうじゃなかったら?

70歳まで通勤ラッシュがんばれる? 早朝とか深夜のシフトがある人たち体力続く? 今までと同じように働き続けられる? 年功序列制度がなくなっちゃって自分の上司が20歳年下とかになっちゃっても大丈夫? そしてそれよりなにより、70歳になるまでみっちり仕事して無事退職したとして、「さあ、これから趣味に明け暮れて旅行も行って毎日楽しむぞー!」っていう体力と健康と精神力残ってる?

不安材料はこれだけじゃないだろうけれど、「はて、今の立ち位置と調子で働き続けて大丈夫かな?」と考えてしまうには十分でしょう。

そこで著者が提案するのは、タイトルの通り、「二回生きる」です。働き方を柔軟に考えつつ、40代をめどにキャリアを選びなおすのです。会社組織が性格に合っているのならもう一度就活して希望する道に進めばよいし、そうでなければフリーランスや起業にチャレンジしてやりたいことを実現するのもよいでしょう。もちろん、これまでの仕事人生を見つめなおした結果「今の会社でがんばる!」という選択肢もありだと思います。本書には人生の後半にキャリアを選びなおした人々のエピソードがいくつか収録されています。

40代でのキャリア選び直しに向けて著者が勧めるのは、30代でキャリア形成シナリオを5つ準備することと、それを数年ごとに見直すこと。自分が進みたい道を意識的に考えることがキャリア設計そして人生設計へとつながっていきます(こうしておけば、もし不運にも会社が傾きかけても、おろおろせずに次の一歩を踏み出しやすそうです)。40代への準備最終ステップは市場で稼ぐ力をつけること。その力があれば将来への選択肢がもっと広がりそうです。

もちろん、著者が本書で描く「未来」は今現在著者が予想する未来です(2013年の出版だけど)。個人的には、絶対そうなると言えないし、そうならないとも言えないと思っています。でも、定年や年金受給年齢の推移、仕事に対する意識、仕事のグローバリゼーションなどについての説明を読むと、著者の描く未来の図には現実化しそうな要素が多く含まれていて、今後の可能性として覚えておくのは決して無駄なことではないだろうと感じます。

著者の言葉を借りれば私も今、キャリアを選びなおす時期。これからの人生何があるかわからないけど、わからないなりに今後のキャリアプランを考えてみたいと思います。仕事と人生について考えるよい機会になりました。

  

北鎌倉の明月院で紫陽花を見てきました。ちょうど見ごろをむかえていて、前後左右青紫の壁!きれいでした~。この日のランチは古民家レストラン「航」で。室内の雰囲気も、器も、そしてお店の方もみんな素敵♡ お料理もとっても美味しかったです。また一軒、リピートしたいお店が増えました。

20160617(2).jpg

おまけ:ハート型の紫陽花を発見~ (^ ^)

20160617(3).jpg
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カテゴリ: 【6】 読書あれこれ

テーマ: 読書いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2016/06/20 Mon. 10:00    TB: --    CM: --

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