【自分メモ】

フリーランス翻訳者の読書メモ

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『光と影の法則』 



心屋 仁之助 著の『光と影の法則 完全版』を読みました。


ひとつ前の記事で紹介した『一緒にいてラクな人、疲れる人』で、私は偶然にも「心の傷」について学び、最終的に過去の自分と対峙することになりました。

この本で学んだのは、自分がイヤだと感じるようなことやイライラするようなことは、「他人のせいだ!」的な外的要因から来ることのように見えて実は内的要因から来るもので、その内的要因とは自分の心についた傷だということでした。しかもその傷は、自分と親との関係性の中で知らず知らずについてしまった傷だということを学びました。私の場合はなぜか、かなり必死にその心の傷を見ないようにしていたというか無かったことにしようとしていたようで、気が付くのにじわじわと時間がかかりました。気付いてしまったら最後、色々思い出しちゃってそれはそれで大変でしたけど(笑)。

それから少しして「あれ?」と思って読んだのが、この『光と影の法則』でした。

実はこの本、昨年旅行に行った時に「飛行機の中で時間つぶしに読もう~」っていう感じで購入したんです。「なんか前にテレビに出てたカウンセラーさんだよね~」くらいのノリで。それで機内でさっそく一通り読んでみたのだけど、全然ピンとこず(いいお話ね、とは思ったけど)。旅行中時間ができた時にためしにもう一度読んでみたけど、やっぱりピンとこず、でした。結局「ふーん」みたいな感じになって、ブクログに登録するのもすっかり忘れて旅行後はそのまま本棚にしまいこんじゃってました(で、ブクログはさっき登録した・笑)。

この本は小説仕立ての自己啓発本、といったところでしょうか。とある女性が会社で人間関係の問題をかかえてしまい、それが夫との関係にも悪影響を与えてしまったところで、心理カウンセラーをしている義兄に相談。義兄のアドバイスで問題の本質を理解し解決し、最終的に自分が変われたことで周りの人間との関係も良好になりました、というお話です(超ざっくり)。でね、よーく思い出してみたら、この「問題の本質」っていうのが、先日読んだ「自分と親との関係性の中で知らず知らずのうちについてしまった傷」的なことと全く同じだったんです。

それで、「あれ?」と思って、改めて読んでみました。3回目。

長いお話でもないし、登場人物も少ないし、なんといってもすでに2回読んでいるので目新しいことは特にないはずなのですが、物語がこれまでと違うように感じる・・・。私自身に変化があったから、心への響き方も違うのかしら??と思いながら読み進めると、主人公が問題の核となる部分、つまり、過去の自分や母親との関係性に真正面から向き合う場面で・・・なにこれ、私、泣いてる?!謎の涙、というか、謎の号泣。えーっ(驚)?主人公が「お母さんのばかー!だいっきらいだー!」ってなってるそばで私も同じように「ばかー!うわーん」ってなってました(笑)。

過去2回は「問題はなかった」ものと無意識に自分を信じ込ませていた頃に読んだから何にも感じるところが無かったということなのかしら。今回きちんと問題を認識したうえで読んだところ、主人公だけでなく色んな登場人物の言葉が心に刺さったり優しく響いたりしたことに気付きました。この本は、本当はこういう本だったのかな。

さて、泣いてスッキリした後は、本のガイダンスにしたがって過去の自分にカタをつける作業。自分なりに一通りこなしたところで、心が軽くなったかな。わだかまりが消えたというか。ああ、よかった。読み終わってそう感じました。

過去の自分についてもそうですが、今後意識していこうと思える人生のヒントみたいなのも多く書かれていて、私にとっては出会ってありがたかった一冊となりました。買ってから内容をきちんと理解して自分なりに消化できるまで、かなり時間がかかっちゃったけどね(^^)。
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カテゴリ: 【6】 読書あれこれ

テーマ: モノの見方、考え方。 - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2016/01/14 Thu. 10:00    TB: --    CM: --

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