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『徘徊高齢者QRコードで身元確認 小野市、兵庫初』 



神戸新聞 2015年5月29日付の記事『徘徊高齢者QRコードで身元確認 小野市、兵庫初』を読みました。

記事のタイトルだけで内容はほぼ分かってしまうと思うのですが、QRコードを読み取ると市の連絡先が表示され、徘徊している方の迅速な身元確認と保護が可能になる、という試みの紹介です。QRコードはアイロンやドライヤーの熱を使って衣服、杖、靴などに貼りつけることができます。

認知症の患者さんがいわゆる「徘徊」行動を起こすとき、患者さんご自身にはちゃんとお出かけする理由があるのですよね。例えば出勤しようとしたり、子供を学校に迎えに行こうとしたり、お買い物に行こうとしたり、住み慣れた家に帰ろうとしたり。そんな時、連絡先を書いた紙を財布に入れたりバッグに入れたりして持ち歩いてもらえればベストなのでしょうけれど、毎回決まった物を手に取って出かけてもらうというのはきっと難しいですよね。そうかといってメディカル・ブレスレットのようにアクセサリー仕立ての連絡先情報を用意しても身に付けたがらない方だっていらっしゃるでしょうし、実際にブレスレットが役に立つのは徘徊している方が保護されてから、のような気がします(連絡先を書いた紙もそうですが)。

そのように考えてみると、QRコードを普段持ち歩きがちな物の目立つところに貼っておくというのは、とても良い案だなあと思います。個人情報は保護されますし、簡単に剥がれてしまったりもしないでしょうし。

神戸新聞の記事によれば、同様の試みが今年2月から大阪府東大阪市で行われていて、兵庫県では今回が初とのこと。

地域で認知症の方の安全対策をするというのはとても良い試みですよね。個人的にはさらに、この試みを行政主導で標準化し、全国レベルで導入したら良いのにな、と思ったりもしますがどうでしょう。地域単位で工夫を重ねて施策を導入するのは素晴らしいと思うのですが、そうすると今度は、地域をまたいで人が移動するたびにその地域の施策を学ぶ必要がありますよね。もし施策が全国で標準化され周知されれば、例えば誰がどの地域に旅行したり転勤になったりしても、その地域で徘徊している方の身元確認や保護につながる行動を起こせるのではないかと思います。このような例を挙げるのが適切かどうか分からないのですが、視覚障害者の方々は白杖をお持ちになっていますよね?地域によって杖の色が違ったり、持っている物が違ったりしないですよね?日本全国「白い杖」で統一されているから、私たちはどこにいてもそれがどういう意味か即座に理解できるし、その方たちが困っている状況に遭遇した時には取るべき行動も分かるわけです。認知症も患者さんは全国にいますよね。つまり、徘徊する可能性のある方も全国にいるということですね。そうであれば、日本全国で同じようなQRコードが同じように使われ、国民全員がそのQRコードの意味を分かっている、というような状態が近い将来理想的なのではないかしらと思ったりします。

・・・と自分の非力を棚に上げて偉そうなことをあれこれ書いてしまいましたが、徘徊される方の迅速な身元確認と保護、QRコードと地域の方々の力に期待したいと思います!


  


少し前になりますが、神楽坂にある「マティーニバーガー」でランチしました。お店の雰囲気良いしバーガー美味しかったので、また行っちゃう予定です。連れて行ってくれた友人に感謝 (^ ^)。ランチ後は「神楽坂茶寮」へ。食べちゃうのがもったいないほどきれい~!(←と言いつつもちろん食べました・笑)

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カテゴリ: 【3】 認知症 

テーマ: 認知症いろいろ - ジャンル: 心と身体

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Posted on 2015/05/29 Fri. 23:20    TB: --    CM: --

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